百度搜索资源平台(站长平台)の登録方法と使い方|サイト確認の手順と最初に設定したい機能

「百度SEOを始めるなら、まず站长平台に登録してください」。代理店や解説記事でそう言われても、画面はすべて簡体字で、どこから手を付ければよいか迷う担当者は少なくありません。

百度搜索资源平台(ziyuan.baidu.com)は、百度が提供するサイト運営者向けの公式ツールです。以前は「百度站长平台」と呼ばれており、今もその名前で呼ぶ人が多くいます。Google の Search Console にあたるもので、百度がサイトをどう取得し、どれだけ収録しているかを確認できる、ほぼ唯一の公式な窓口です。

この記事では、登録の前に用意するもの、サイトを登録して所有権を確認するまでの手順、登録後に最初に設定したい機能、日本企業がつまずきやすい点を順に解説します。

登録の前に用意するもの

作業を始めてから止まらないように、次の3つを先にそろえておきます。

1. 百度アカウント

百度搜索资源平台には、百度の共通アカウントでログインします。百度网盘や百度贴吧と同じアカウントです。

アカウントの作成では、携帯電話番号へのSMS認証が求められます。海外のサイト運営者向けの解説では、2022年ごろから海外の番号では登録できなくなり、中国の携帯電話番号が必要になったという報告があります。中国の番号を持っていない場合は、中国の拠点や取引先の協力が必要になるかもしれない、と考えておくと計画を立てやすくなります。

2. サイトを編集できる権限

所有権の確認では、百度が発行するファイルをサーバーに置くか、トップページの HTML にタグを追加します。サイトを制作会社やサーバー会社が管理している場合は、作業を依頼できる相手と連絡方法を先に確認しておきましょう。

3. 誰のアカウントで管理するかの決定

意外と見落とされるのが、どのアカウントでサイトを登録するかです。制作会社や代理店に登録を任せきりにすると、担当の交代や取引の終了をきっかけに、これまでの記録にアクセスできなくなることがあります。登録は自社のアカウントで行い、外部の協力会社にはデータを共有する形が無難です。この点は「中国SEO代理店の選び方」でも、契約前に確認したい項目として取り上げています。

サイトを登録して所有権を確認する手順

百度搜索资源平台の画面構成は変わることがあります。ここでは、多くの解説で共通している流れを紹介します。

ステップ1:ログインして「添加网站」を開く

百度アカウントでログインし、「站点管理」(サイト管理)から「添加网站」(サイトを追加)を選びます。

ステップ2:URLを入力する

サイトのURLを入力します。このとき、http と https のどちらで公開しているかを正しく選ぶことが大切です。https で公開しているのに http で登録すると、データが期待どおりに表示されないことがあります。www の有無も、実際に公開しているURLに合わせます。

一般に、ルートのドメインで確認を済ませておくと、そのサブドメインを後から追加するときに確認の手間を省けるとされています。中国向けのサイトを cn.example.com のようなサブドメインで運用している場合は、どの単位で登録するかを最初に決めておきましょう。

ステップ3:サイトの分野(站点属性)を選ぶ

次に、サイトの分野を一覧から選びます。海外向けの解説では、20以上の分野から最大3つまで選べ、確認後の変更は30日に1回までとされています。後から気軽に直せない項目なので、会社概要や製品紹介など、サイトの中心になる内容に合わせて選びます。

ステップ4:所有権を確認する(验证网站)

最後に、そのサイトの管理者であることを証明します。現在の主な方法は次の2つです。

方法 作業内容 向いているケース
文件验证(ファイル確認) 百度が発行する確認用の HTML ファイルをダウンロードし、サイトのルートディレクトリに置く サーバーにファイルを置ける場合
HTML标签验证(タグ確認) 百度が発行する meta タグを、トップページの <head> 内に貼る CMS の設定画面からタグだけ追加できる場合

以前は DNS に CNAME レコードを追加する「CNAME验证」も選べましたが、2023年2月ごろに新規の確認では使えなくなったと報じられています。すでに CNAME で確認済みのサイトには影響しないとされています。

ファイルやタグを置いたら、百度の画面で「完成验证」を押します。確認が済んだあとも、ファイルやタグは消さずに残しておくのが基本です。サイトのリニューアルでテンプレートを入れ替えたときにタグが消え、確認が外れてしまう例はよくあります。

確認がうまくいかないとき

確認に失敗する原因で多いのは、次のようなものです。

  • 確認用ファイルを置いた場所がルートディレクトリではない、またはファイル名が変わっている
  • タグをトップページ以外のページや、<body> 内に貼っている
  • サーバーやCDNのキャッシュで、古いトップページが返っている
  • サーバーの停止やアクセス制限で、百度からページを取得できない

最後の点は、中国本土の外にサーバーを置いている場合に特に注意が必要です。日本からは問題なく表示できても、百度のクローラーから見ると応答が遅い、またはタイムアウトしていることがあります。

登録後、最初に設定・確認したい機能

所有権の確認が済んだら、次の順番で設定と確認を進めると、取りこぼしが少なくなります。

1. sitemap と新しいURLを送信する

百度に新しいページを早く見つけてもらうために、sitemap やURLを送信します。百度ではこの仕組みを「普通收录」と呼び、API・sitemap・手動の3つの送信方法があります。方法ごとの違いや、収録数の確認のしかたは「百度の収録数(インデックス)を確認する方法」で詳しく解説しています。

2. 抓取诊断で百度からの見え方を確かめる

「抓取诊断」(クロール診断)は、指定したURLを百度のクローラーが実際に取得し、その結果を表示する機能です。百度からページがどう見えているか、正しく応答しているかを確認できます。海外向けの解説では、回数は1サイトにつき週200回までとされています。

まずはトップページと主要な製品ページを診断してみましょう。日本からは表示できるのに、診断では失敗や極端に遅い応答が出る場合は、サーバーの場所や外部のスクリプト、海外のWebフォントなどが影響している可能性があります。

3. robots.txt を確認する

robots.txt の書き方を誤ると、サイトの一部や全体が百度に取得されなくなります。百度搜索资源平台には robots.txt の内容を確認できる機能があり、指定したURLが百度のクローラーにブロックされていないかを調べられます。開発中に入れた制限が本番に残っていないか、公開直後に一度確認しておくと安心です。

4. HTTPS 化を百度に伝える

http から https に切り替えたサイトでは、「HTTPS认证」で切り替えを百度に伝える機能があります。https に移行したのに http の URL が検索結果に残り続ける場合は、この設定を確認します。

運用で使う主な機能

日々の運用でよく使う機能を、目的ごとに整理しました。名称は解説によって表記が少し異なることがあるため、画面で見つからない場合は近い名前の項目を探してみてください。

目的 主な機能 分かること・できること
収録状況を見る 索引量 百度が収録しているページ数の推移
検索での露出を見る 流量与关键词(搜索词分析) 百度の検索結果での表示回数・クリック数と、表示された検索語・ページ
取得の状況を見る 抓取频次・抓取异常 百度のクローラーが取得した回数や、取得に失敗したURL
削除したページを伝える 死链提交 存在しなくなったURLの一覧を百度に送る
一時的にサイトを閉じる 闭站保护 改修やサーバーの事情でサイト全体を一時的に閉じる間、収録への影響を抑えるよう申請する(保護期間は最長180日とする解説があります)
URLやドメインを変える 站点改版 301リダイレクトを設定したうえで、旧URLと新URLの対応を百度に伝える

このうち「流量与关键词」は、自社サイトが百度でどのような検索語で表示され、どれだけクリックされたかを、百度自身のデータで確認できる点が特に役立ちます。表示回数が多いのにクリックが少ない検索語は、タイトルや説明文を見直す候補になります。

日本企業がつまずきやすいポイント

画面が簡体字だけ

百度搜索资源平台には、日本語や英語の画面は用意されていません(2026年10月時点)。ブラウザの翻訳機能を使う場合、機能名が直訳されて分かりにくくなることがあります。社内の手順書には、画面上の簡体字の表記(「站点管理」「添加网站」など)をそのまま書いておくと、担当者が替わっても迷いにくくなります。

「登録しただけ」で止まってしまう

登録と所有権の確認で満足して、その後一度も開かれないケースは少なくありません。少なくとも月に一度は、索引量の推移、取得の異常、百度からのメッセージを確認する日を決めておきましょう。サイトの改修やサーバーの移転の前後は、普段より頻繁に確認すると安心です。

サーバーが海外にある

中国本土の外にサーバーを置いているサイトでは、百度からの取得が不安定になることがあります。抓取诊断や取得異常の画面で、失敗が続いていないかを確認してください。中国本土にサーバーを置く場合は原則として ICP備案が必要になります。制度の概要は「ICP備案の確認方法」を参考にしてください。

百度搜索资源平台だけでは分からないこと

百度搜索资源平台は、百度が自社サイトをどう扱っているかを知るための重要なツールです。ただし、自社が狙っているキーワードで今日何位にいるのかを、決めた条件で毎日記録する用途には向いていません。「流量与关键词」に表示されるのは、実際に検索結果に表示された語が中心で、まだ順位が付いていない狙いのキーワードは追えないためです。

狙いのキーワードの順位を継続して見たい場合は、収録状況は百度搜索资源平台で、順位の推移は順位チェックツールで、と役割を分けると管理しやすくなります。順位の測り方の基本は「百度の順位チェック方法」にまとめています。

まとめ

  • 百度搜索资源平台(旧・百度站长平台)は百度版の Search Console で、百度SEOの基本になる公式ツール
  • 登録前に、百度アカウント(SMS認証用の電話番号)、サイトを編集できる権限、管理するアカウントの持ち主を決めておく
  • サイトの登録では、http / https と www の有無を実際の公開URLに合わせ、分野は慎重に選ぶ
  • 所有権の確認は、ファイルを置く方法か、トップページにタグを貼る方法で行い、確認後も消さない
  • 登録後は、sitemap とURLの送信、抓取诊断、robots.txt、HTTPS の設定を順に確認する
  • 狙いのキーワードの順位推移は、順位チェックツールと組み合わせて管理する

SEOChinaでできること

SEOChina は、日本語で使える百度の順位チェックツールです。百度搜索资源平台では追いにくい「狙っているキーワードの順位」を、毎日同じ条件で記録できます。

  • 登録したドメインとキーワードについて、百度PCの順位を毎日記録し、推移を表で確認できます
  • 順位は50位まで取得し、ランクインしたURLも確認できます
  • ICP備案・Whois・百度収録数の単発調査にも対応しています

Free プランは無料で、1ドメイン・日次順位監視10枠(履歴30日保存)から始められます。登録はこちらから行えます。

参考

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